オンラインカジノの安全性(違法性)について

1. 日本国内で行われた賭博行為のみが処罰の対象となります。
2. 賭博客は賭博場開帳者とともに処罰することが前提(必要的共犯)となっています。

賭博をするという事は、それをさせる人と、する人の両方が存在しないと成り立たないので、片方だけを逮捕するという事はできないのです。

つまりオンラインカジノというのは、オンラインカジノを運営している会社(賭博場開帳者)が海外政府で合法的に認められた事業者であるため、日本の法律で取り締まることができません。
オンラインカジノ事業者を逮捕できない以上、賭博罪の必要的共犯から利用客であるプレイヤーを罰することができないのです。オンラインカジノ事業者は各国で合法的に運営しているので取り締まれるわけがないといったところです。
それでも

って思う方がいると思いますのでもう少しご説明します。
日本の刑法は罪刑法定主義を原則としていることから類推解釈が禁止されています。

罪刑法定主義
罪刑法定主義とは、ある行為を犯罪として処罰するためには、立法府が制定する法令において、犯罪とされる行為の内容、及びそれに対して科される刑罰を予め、明確に規定しておかなければならないとする原則のことをいう。

Wikipedia

簡単に言うと「処罰する場合は、予めどういう行為が犯罪で、それを犯した場合の刑罰の内容も明記して決めておきましょうね」ということです。
なのでもし、オンラインカジノで遊戯(賭博)することを取り締まる場合は
「海外政府公認のオンラインカジノであっても日本からアクセスをして賭博すること禁止する。違反した場合は、〇〇の刑罰を科す」といった内容の法律が必要といったことになります。
なのでそもそも日本の現行法において海外オンラインカジノを規制し、処罰する法律自体が存在していないので取り締まれないといったことになります。

また先ほど少し屁理屈に感じたかもしれませんが
日本の刑法は罪刑法定主義を原則としていることから類推解釈が禁止されています。こちらの

類推解釈
ある事項について法律が規定していることを、規定のない類似の事項にあてはめて解釈すること。刑法では原則として禁止されている。
goo国語辞書

とあることから賭博罪のように類似しているように感じる事例があっても類推解釈が禁止されていることから適用することはできません。
賭博罪についても運営会社が海外である限り適用は不可ということになります。

実際に裁判になり、不起訴になった事例がある！！

過去2016年にとあるオンラインカジノプレイヤーに容疑がかかり、裁判を起こした事例が実際にある。
結果としては不起訴になった。
不起訴ということはおとがめなしの無実という結論が過去にしっかり出ている。
これはこれから遊ぶプレイヤーにとっては安心できる内容ではないだろうか。

実際に当裁判を担当した弁護士のブログを載せさせていただくので興味がある方は読んでみてください。不起訴の勝ち取りーオンラインカジノプレイヤーの件

こういったことからもオンラインカジノは違法ではないと言える。
また日本で最大のオンラインカジノ【ベラジョンカジノ】はBS朝日のスポンサーになっていることからBS朝日を中心にテレビCMを流している。

もし違法の疑いがあるならTVCMを流せるだろうか。
こういったことから安心して遊んでいただけるのではないでしょうか。

オンラインカジノを選ぶうえで注意したいこと

ここまで読んでいただいた方に1つ注意していただきたいことがある。
あくまでここまでの話は、オンラインカジノ事業者が海外政府公認である条件でご説明しています。
逆を言うと国内で運営しているカジノで賭けを行ってしまうと逮捕される可能性がありますので十分気を付けてください。
またオンラインカジノ事業者が悪徳事業者かを見極めるために、運営会社がどこのライセンスを取得して運営しているかはとても大切な情報となりますので必ず、確認するようにしてください。

ライセンスは国・政府が発行する

ライセンスは国・政府によって管理されており、合法的に運営されているかチェックの上、承認されます。正式なライセンスを持つということは、国や政府が「このカジノは厳しい審査の上、運営を行っています」と太鼓判を押すようなものなのです。
なのでライセンスを取得せずに非合法で運営しているオンラインカジノで遊ぶことは絶対に無いよう、必ずライセンスは確認致しましょう。
心配な場合は、当サイトで掲載しているカジノはこれから紹介するライセンスを取得していますのでこちらからお選びいただければ大丈夫です。

ライセンスの種類

オランダ領キュラソー政府

キュラソー政府のライセンスは日本市場の多くのオンラインカジノサイトが取得していることから有名なライセンスと言えます。また、キュラソー政府の認可を受けてライセンスの発行を行っており、信頼度が高いことで知られています。
近年では審査基準が上がり、仮想通貨を決済方法として認めることから取得する事業者が増えています。
キュラソーライセンスを取得している主なオンラインカジノ
ベラジョンカジノ
インターカジノ
ミスティーノ
カジ旅

マルタ共和国

マルタライセンス(MGA)は特に審査基準が高いことでも有名で、世界で最も信頼性のあるカジノライセンスの一つです。ライセンスの有効期限は5年間であり、マルタライセンスを維持するためには発行手数料に加えて、売り上げの0.5パーセントの支払いが義務付けられていますので高額なライセンスと言えます。高額であるがゆえにカジノ側の信用性に関するスタンスが伺えます。
マルタライセンスを取得している主なオンラインカジノ
カジノシークレット
ギャンボラ

フィリピン

フィリピンライセンスはライセンスはフィリピン大統領令によって設立された民間企業が発行するライセンスです。オンラインカジノのほかにフィリピン国内におけるランドカジノ、宝くじ、eスポーツなども管理しています。
フィリピンライセンスを取得している主なオンラインカジノ
エンパイア777

他にもいくつか有名なライセンスがあるが、当サイトで紹介していないオンラインカジノサイトで遊ぶときは必ず、ライセンス発行先がどのようなところが発行しているか調べて見てください。

オンラインカジノのイカサマについて

先に答えを言っておきます。私が紹介しているオンラインカジノに
営業上の不具合はあってもイカサマはありませんのでご安心ください。
TwitterなどのSNSにあるのは、腹いせのようなものが多いのでご自身で判断するようにしましょう。
なぜ、断言できるかについても解説していきます。

第三者審査機関によって審査されている

第三者審査機関とは、オンラインカジノ運営会社、ソフトウェアゲーム会社とは別の独立した認定機関で、ギャンブルの公正さ、健全性を審査しています。
第三者審査機関がいることで、不正なゲームや不正な運営が排除され、プレイヤーが安全に遊べる環境が保証されます。
簡単に言うと「運営やゲームプロバイダ(ゲーム制作会社)が都合の良いようにルールを作ったり、不正を行わないよう監視する機関です。」
有名な第三者審査機関には以下のようなものがあります。

イーコグラ(eCOGRA)
eCOGRAは、ロンドンを拠点とする国際的に承認されたテスト機関であり、プレーヤーの保護と標準化団体です。同社は2003年に英国で設立され、2003年にオンラインギャンブル業界に最初の正式な自主規制プログラムを導入しました。

Wikipedia　日本語翻訳

テクニカルシステムズテスティング（TST）
1993年設立のカナダのバンクーバー発祥のこの機関は、ランドベース・オンライン共にギャンブルが公正に行われているかの検査・監査を行っている団体。
アメリカやカナダの一部の州政府が開催している宝くじの監査等も行っている団体である

このような機関が不正がないかチェックし運用しているので健全に楽しめるよう保証されている。

オンラインカジノ事業者は大企業が多い

オンライン事業者は海外で合法的に行っているので有名な大企業なことも多いです。
オンライン事業者によってはF1のスポンサー企業であったり、サッカーチームのレアルマドリードやユベントスのスポンサーを務める企業なんかもあります。
それほど海外ではメジャーな娯楽ということがわかります。
当サイトで紹介している【ベラジョンカジノ】と【インターカジノ】は親会社がロンドン証券取引所に上場しているGamesys Group PLCという会社です。しかもこの企業はFTSE250(日経225みたいなもの)にもラインナップされている社会的にも信頼性の高い企業です。

イカサマをしても企業はデメリットの方が圧倒的に大きい

このように
①国・政府の厳しいライセンスを取得し
②第三者審査機関の厳しい審査受け
③上場していて株式を公開するような大企業
がイカサマをするメリットがあるだろうか。
万が一、イカサマをして発覚した場合に事業停止処分のリスクやライセンスのはく奪、第三者審査機関の目を盗み運用、大企業の信用の失墜などデメリットの方が圧倒的に大きいと思いませんか？
上場している場合はお金の動きを公開しなくてはなりませんのでそもそも難しいですよね。

このような内容から上記の３つの条件を満たしているオンラインカジノでは
イカサマは無いと言えるでしょう。

※３つの条件を満たしていない、ライセンスを取得しておらず、第三者審査機関もよくわからない、よくわからない企業が行っているオンラインカジノにはあるかもしれませんので注意はしてください。

まとめ

• オンラインの違法性については過去に不起訴という判決があることから安全であると言える。また日本にはオンラインカジノを取り締まる法律は存在していない。
• ライセンスについては国が政府が認める信憑性の高いものを選ぶようにしよう。必ずチェック。
• イカサマについては3つの条件を確認して自分で判断できるようになろう。